ギランバレー症候群について

症状

ギランバレー症候群この病気は、人口10万人あたり年間1~2人が発症し、日本では年間2,000人以上発症しているといわれ、特定疾患の指定難病の中では、比較的頻度が高い病気です。

ギランバレー症候群は、どの年齢層にも発症する病気ですが、年齢別発症の割合を見ると、若年成人層と高齢者層に多く、60歳前後で最も多くなる傾向があります。

女性よりも男性に発症が多い傾向があります。

手足が動かなくなる運動神経の障害(神経症状)が起こる1~3週間前に、以下のような前駆症状(兆候)が見られます。

・風邪に似た症状(のどの痛みや微熱)
・咽頭の腫れ
・扁桃炎
・急性胃腸炎
・下痢
・急性結膜炎

このような感染症の前駆症状が、ギランバレー症候群の患者の約70%に報告されています。
ギランバレー症候群は、四肢(手足)の運動神経の障害がおもな症状ですが、初期症状は下肢(足)の筋肉に力が入らなくなることから始まることが多いといわれています。

神経症状(運動障害)の進行は急速で、発病後4週前後で症状がピークになる傾向があります。

症状は、下肢から体幹部に上がっていき、左右対称の筋肉の麻痺症状が上肢(手の先)まで広がっていきます。

キランバレー症候群には、手足に力が入らなくなる四肢の運動障害以外に8つの典型的な神経症状があります。

1腰痛(疼痛):初期症状に良く起こる腰回りの痛み
2顔面神経麻痺:顔面の筋肉がマヒして表情が作れない
3外眼筋麻痺:物が二重に見える
4球麻痺:食べ物を上手く飲み込めない・ろれつが回らない(嚥下、咀嚼障害・構音障害)
5感覚麻痺:手足にしびれや痛みがでる
6自律神経障害:不整脈や起立性低血圧などが起こる
7排尿障害:排尿中枢の障害によっておしっこが出にくくなる
8呼吸困難:呼吸筋に麻痺がおこって、呼吸をしづらくなる

などです。

このような症状が出ましたら医療機関への受診をオススメします。

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